戸建てリフォームの注意点

戸建てリフォームはマンションより自由度が高いというメリットがありますが、工法によっては色々な制限があります。例えば鉄骨のプレハブ工法の場合は間取り変更が比較的しやすいですが、プレハブでもコンクリートの場合や、2x4工法の場合は内外装リフォームはしやすくても間取り変更は難しくなります。

また下記のような法律的制限についても抑えておかなければなりません。

・道路幅員制限

道路との境界線の位置が決められています。接している道路の幅が4m未満の場合、道路との境界線をある程度下げる必要があります。

・防火地域・準防火地域での制限

上記の地域で木造住宅を建てる場合、国土交通大臣が定めた構造に沿わなければなりません。具体的には屋根や窓、外壁等を一定の防火性能を持つものにすることが義務付けられています。

・建築確認申請

建物の過半以上のリフォームをする場合、建築確認申請書を役所に提出しなければなりません。申請後の確認時は、北側斜線制限や道路斜線制限等、色々な制限をクリアしているかチェックを受けます。

中古住宅を購入してリフォームする場合、外観や内装等の見た目だけではなく、構造の老朽化についてもしっかりチェックしておくことが大切です。地盤の固さは十分か、建物の傾きやゆがみは無いか、シロアリや木造部分の腐食が無いか等、ご自身では難しいと感じたらリフォームマネージャー等専門家に依頼するのも方法です。

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