リフォームの流れ

はじめに今のお住まいにどのような不満点があるのか、どのような事に不便を感じているのか等を明確にすることが大切です。
例えばリビングを広げ家族でのびのびと使いたいとか、地震が発生した際、耐震性に不安があるためより頑丈な建物にしたい、部屋や廊下が寒いから断熱性をアップさせて快適に過ごせるようにしたいなど、色々なポイントを整理し理解しておくとプランを立てやすくなります。

リフォームは家族みんなで相談し合意して決めることも大切です。キッチンを狭くしてリビングを大きくする、などというケースでは奥さんが大反対する可能性が大いにありますし、後々収納スペースが少なくなったりして結果的に皆が不便を感じてしまうことにもなりがちです。

複数の場所をリフォームする場合は優先順位を決めておくことも必要です。順位が高いほうからリフォームしていくことで後々問題が起こりにくくなります。
例えば子供の夏休みが終わるまでにリフォームの工事を完了してほしい、年末までにリフォームを終わらせておきたいなど期限が明確になっている場合には優先順位が重要になってきます。

見積もりは一社だけに限らず数社に見積もりを依頼し比べながら、予算の上限額を設定することがおすすめです。
その際に注意する事は税金や経費などの諸費用が必要となりますので、このことも忘れずに予算内に組み込んでおきましょう。

打ち合わせを重ねリフォーム会社と内容が決まり、見積もりと契約が済めば後は実工事に入ります。
工事前に一戸建てであれば近隣の住宅にご挨拶に行き、マンションであれば管理組合に連絡を入れ、工事期間を伝えたり、廃材処分の方法などを確認しておきます。
また工事中に何かあった時に備え、現場の管理責任者に連絡できるように電話番号を把握しておきましょう。

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